ハワイ島のキラウエア火山(Kīlauea)が、2月15日午後(現地時間)に再び噴火しました。今回の噴火は、2024年12月23日から続く断続的な噴火活動の「エピソード42」にあたり、ハレマウマウ火口(Halemaʻumaʻu)内の北側と南側の2つの噴出口から、壮大な溶岩の噴水が空高く吹き上がりました。

*イメージです
溶岩噴水は約300メートルの高さに
米国地質調査所(USGS)のハワイ火山観測所(HVO)によると、溶岩の噴水は約300メートル(約1,000フィート)の高さにまで達しました。USGSは噴火の様子を映像で公開しており、真っ赤に燃え盛る溶岩が夜空を照らす光景は圧巻です。
また、米国気象局(NWS)は、噴煙が海抜約10,668メートル(約35,000フィート)にまで達したと報告しています。ただし、地表への降灰は確認されていないとのことです。
2024年12月から続く断続的な噴火活動
キラウエア火山は2024年12月23日に噴火を開始して以来、断続的に溶岩噴水を噴出する活動を続けています。噴火のエピソードは通常12時間以内で、その後2週間ほどの休止期間を挟むパターンが繰り返されてきました。
USGSの2月16日付けのアップデートによると、エピソード42は2月15日夜の午後11時38分(ハワイ時間)に終了。次のエピソード43の開始は2〜3週間後と予測されています。
観光への影響は?
この噴火活動はハワイ火山国立公園(Hawaiʻi Volcanoes National Park)内の立入禁止エリアで発生しており、公園自体は引き続き開園しています。噴火の際には、公園内の展望スポットから壮大な溶岩噴水を見ることができるチャンスもあります。
ただし、噴火に伴う火山ガス(主に二酸化硫黄)やテフラ(火山性の微細なガラス片、ペレの髪の毛とも呼ばれるもの)が風に乗って周辺地域に影響を及ぼすことがあります。過去のエピソードでは、ヒロやハワイアン・パラダイス・パークなど約40km離れた地域にまで細かい火山灰が到達したケースもありました。ハワイ島を訪れる際は、ハワイ火山国立公園や、ハワイ郡民間防衛局の最新情報を確認することをおすすめします。
ハワイ島旅行を予定している方へ
キラウエア火山はハワイ諸島最大のハワイ島(ビッグアイランド)に位置し、オアフ島ホノルルから南東に約320km離れた場所にあります。世界でも最も活発な火山の一つとして知られ、ハワイにある6つの活火山の一つです。
オアフ島やマウイ島など他の島への影響はなく、ハワイ旅行全般に大きな支障はありません。むしろ、ハワイ島を訪れるなら、この地球のダイナミックな活動を間近で感じられる貴重な機会でもあります。ハワイ火山国立公園の公式サイトで最新の訪問情報をチェックしてから出かけましょう。

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